ホーム > 詩人の部屋 > チェシャ猫の部屋 > もうしばらくこの雨にうたれたら > 投票

チェシャ猫の部屋  〜 「もうしばらくこの雨にうたれたら」への投 票 〜


[6190] もうしばらくこの雨にうたれたら

詩人:チェシャ猫

色とりどりの花が咲ク雨の三叉路で
君と初めて会った時のように
突然別れ訪れた・・・

雨が奏でる別れの曲聴きながら僕は
君に涙見せたくなくて
傘を閉じてそっと雨にうたれた・・・

涙と雨でにじむ瞳で
僕は今何を見ているのだろう

写真に写る君と僕は今もあの日のまま
これから来る別れなんて知らずに微笑んでいる

枯れない花はないように
沈まない夕陽はないように
出会った瞬間から僕ら
別れに向かって歩いていたのかな・・・

震える手で書き上げた
宛名のないラブレターは
もう君に届いたのかな・・・

もうしばらくこの雨にうたれたら
また歩き出そうか・・・。。

2003/11/26 (Wed)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -