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[170971] ある昼下がりのことだった

詩人:どるとる


それはある昼下がりのことだった
僕は笑っていた

それはある昼下がりのことだった
君が泣いていた

いつも当たり前に過ぎ去って行く日々
くだらないことをどうとも思わずにすぐに忘れてしまう

どんなに幸せな毎日を送っている人も
独りではさびしくて
お金もただの紙切れと同じだね

だから だから
ただの昼下がりに
僕は君といる今を
何より大事にしていこうと思う

それはある昼下がりのことだった
二人はとても幸せそうに笑っていた

やがて時が過ぎ去って
すべてが過去になっても 昔話にはしないよ
いつでも君といればあの日にかえれる

夕日の彼方へ
君と行こう

寂しささえも
抱きしめたまま
ため息とロマンスを合い言葉に
悲しみの中にいても
強く 強く 笑うのだ。

2011/09/08 (Thu)
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