詩人:OBO
部屋から出ない少年は四角い縁に切り取られた風景をスケッチブックに描く何度も描いた同じ景色を部屋から出ないで色をかえて大きさを変えて何かが変化してるように自分自身を欺いて描きたいものが何なのかまだ気付けない少年描く意味すら疑いながら臆病な自分に本当は気付いてたこの場所から飛びたつ理由が欲しい少年降り立ってはまた羽ばたいてゆくものを今日も見送った見送った先は遠い空四角い縁に途切れたどこまでも続きそうな