詩人:さらら
文字が透明な雨粒となったときいくつも分かれる水脈に捜索僕の靴を探して春の捜索ハッピーさん語らう世界で悲しみという症状あの丘まで目指し歩くための靴透明な水脈 流し隠したそれでも素足で登ろうとしたそこに あなた居なくてもそこに 僕の未来無くともザーザー流れてく透明靴は 幸せな世界へ向かった 僕を置いてだから なんだよとしか思わなかった