詩人:快感じゃがー
吸い尽くした
酸素の味
同じ
いつも同じ
確か
ここで
夢が途切れる
吐き尽くした
CO2だって
同じ
いつも
いつも同じ
多分ここで
現実が
終わる
そう
ささやかな
ひっそりとした
淡い願いを
踏み潰して
勝利の
余韻に
浸るけれども
立ち上がるよ
再び
何度だって
生まれゆくから
傷を数えて
さあ
後悔の海を
そして
行く末に
何があるのか...
日毎
沈むのは
色んなものを
背負いすぎたせい
満腹な心が
ああ
まだ
嘆いているよ
近づく結末が
分かりきっていて
分かりきって
いるから
厭だ!
ねえ
僕は
少しも
泳げないのに...。
いま
許容は既に
超えているので
もう、どうにもならんよ
と
鮫の話
それならば、
何があっても
自己責任で。
以後の事は、関知しません!
また同じ
酸素
吸って
泳げるフリで
沈む
沈む
底の底の
底のほうへと
酸素のない
セカイへと