詩人:Ray
途切れてた赤い糸を
また
結び直した そんな瞬間
君の声が
耳元で聞こえて
僕もそれに応えた
そんな瞬間
月日は流れて
いまに至ったわけだけど
その瞬間だけは
僕の心は
確かに時をさかのぼっていた
君が全てで
僕の明日は君とのためにある
好きで好きで
君が欲しくて仕方なかった
「その頃」に戻った
口ではどんな悪く言ったって
結局は自分が本気で
好きだった人
思い出は輝いて
いつだって
僕の中にあった
忘れたくないと願った
誰かを『好きだ』という気持ち
真夏のある日
ほんの一瞬で
また君に救われた
2005/08/01 (Mon)