詩人:甘味亭 真朱麻呂
僕たちは美しいものを美しいと思える 美しい心を持った 美しい人という生き物だでも本当に美しいものはその美しい姿を見せびらかしはしない 憧れは遠く 憧れのままで 決していつになっても現実には変わらずに 憧れるだけで 遠くから眺めるだけで 僕の胸に甘酸っぱい叶わぬ恋の終わりを届ける 君はたぶん 僕が一生かけても 届かないくらい きっと遠すぎて 掴むことさえ できない ただただ遠くからこんな風にそっと眺めるだけの 遠い憧れ。