詩人:安曇
泣き虫なあの子はわんわん泣いて、いじっぱりのボクはこっそり泣いた。時々、素直の意味がわからなくなる。ボクが素直になってもきっと、あいつはボクを見えてないそれなら、素直にならない方が傷つかないですむ。でも、わんわん泣いてるあの子が羨ましくなってしまう。そうやらないのはボク自身なのにボクは、あの優しい手に頭を撫でてもらいたいだけそれだけ、が一番難しいんだね。ボクは今日も、こっそり泣いた。 こっそりと、一人で。