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安曇の部屋


[338] 涙のわけ
詩人:安曇 [投票][得票][編集]

泣き虫なあの子は
わんわん泣いて、

いじっぱりのボクは
こっそり泣いた。


時々、素直の意味がわからなくなる。


ボクが素直になっても

きっと、あいつはボクを見えてない


それなら、素直にならない方が傷つかないですむ。


でも、わんわん泣いてるあの子が羨ましくなってしまう。

そうやらないのはボク自身なのに


ボクは、あの優しい手に頭を撫でてもらいたいだけ

それだけ、が一番難しいんだね。




ボクは今日も、こっそり泣いた。




 こっそりと、一人で。




2007/04/23 (Mon)

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