詩人:安曇
触れたら溶けてしまう雪のような恋君がいた、わずかな恋ねえ、きっといつか君は僕のこと思い出すその時、君が笑えるようにその為に、何度も大きく手を振ったんだ涙を空気にちりばめて雪のような君はあいつの熱に溶けていったいつか、僕も君を思い出すだろうその時、笑っていられるようにその為に、僕は降りやまない雪をみつめた。触れたら溶けてしまう雪のような恋は見事に、僕の手のひらの中で溶けて流れた好きなだけじゃダメだと知った、幼き恋歌