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安曇の部屋


[339] 雪の思い出
詩人:安曇 [投票][得票][編集]

触れたら溶けてしまう
雪のような恋


君がいた、わずかな恋


ねえ、きっといつか
君は僕のこと思い出す


その時、君が笑えるように


その為に、
何度も大きく手を振ったんだ


涙を空気にちりばめて


雪のような君はあいつの熱に溶けていった




いつか、僕も君を思い出すだろう


その時、笑っていられるように


その為に、
僕は降りやまない雪をみつめた。




触れたら溶けてしまう
雪のような恋は


見事に、僕の手のひらの中で溶けて流れた



好きなだけじゃダメだと知った、幼き恋歌



2007/04/25 (Wed)

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