詩人:楠崎 志杏
必然に出来た白い小道を
私はまるで異世界にいるような感覚で歩いていく
空を見ながら…
空気を吸いながら…
ぼんやりと歩いていく…
異世界のようないつもと違う光景に魅入って
ただ歩く・・・
冷たいけれど
おもしろい感覚
−−−雪の道−−−
いつもの道がいつもでなくなった
灰色が真っ白に
高さも高くなって
いつもの道がいつもでなくなった
人も動く
生き物も興味を抱く
風が程よく吹いて
空が晴れていて
夜には星も出て
いろんな色がある空の下
白い小さな道を歩いていく
・・・好き だなぁ・・・