詩人:緋文字
夜気にあたりたくて外に出て思いの外明るい空を見上げたら満月こんな気持ちで月を見上げたのはいつ以来だろう夜空を見上げる時は決まって悲しい記憶がつきまとっていた澄んだ気持ちで見てたのに部屋に戻ると途端に込み上げて寝てるはずの1200km先のあなたに一言『満月』を送信一分『僕も部屋から見てたよ』距離なんて関係ない何も関係ないなにもあなたはきっと傍に居て今日も私を安らかにして