詩人:高級スプーン似
学校のテストでは
◎じゃなくて
νをされる
思春期以降の答があって
1+1=∞
or
1+1=1つになれない
結果
2−1=0
側に君はもういない
君がいないなら僕も
でも
本当は0じゃない
だって
此処にいなくても
個々にいる
誰もいなくても
僕は1人
他の誰かと
君は2人
嫌な事ばかり証明されて
そんな現実が答となって
計算するのを放棄した
僕に 僕を
足しても 割っても
掛けても 引いても
1のまま 1のまま
なよなよ泣くよ
くよくよ泣くよ
失恋したら
未練たらたら
変わらないな
僕は1
0になれ
0になれ
試練と言う名の
教師に叱られ
経験と言う名の
先輩に叱咤され
孤独と言う名の
友達に 友達だろうか
ただただ
1人を実感するばかり
これでもう終わり
そしてもうお眠り
朝になれば
解る答もあるから
僕=∞だと
信じて疑わない夢を
真実を偽る世界に
コペルニクスはいない
君=夢じゃない
朝になって消えるまで
僕は1人じゃないと
答を間違える