詩人:安曇
街に埋もれて貴方の名をにぎりしめながら今日に浮かぶ
さらさら流れるタテマエが
私の心を硬くする
貴方が私を捕まえてどれくらい時が流れたでしょう?
私は出来るだけ慎重に
貴方の網から出ないように気をつけていた
後悔だけはしないように、
そんな言葉を耳にするが
後悔しないようにしても、
する人は結局後悔する
夜に寄り添い眠りへと
堕ちていくように眼を閉じる
それが私のクセになり、夜を待ち焦がれています
後悔しないと、貴方に捕まり
後悔しながら今日を終わらす。
人には哀しく聞こえるかしら?
私の恋歌流れて消える