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[174650] 視線

詩人:清彦


無垢な瞳を見つめていた

深く沈んでしまうようで

呼吸は苦しくなるばかり


君が嫌いになりたくなるのは

自己嫌悪と同じだったさ

昔受けた傷が覚えてる

痛みが震えだしてる




言葉の意図が絡み付いて

上手く伝わらない


あの時 解ってもらえなかった

あなたが欲しかった




遅過ぎるっていう理由だけが

胸の奥で響いてる



離れて行ったのが

全てじゃないと

解って欲しかった




あなたが最後の瞳で

訴えてた事

今でも

解らないままさ



 

2012/03/04 (Sun)
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