詩人:雪那
また逢えますか?
いつ消えてしまうかも知れない貴方だから
いつも不安が付き纏う
貴方が私に求めるものが
私の身体だけであろうと
私が貴方を
“愛している”
事は変わらない
貴方が私を求めてくれる限り
私は“貴方”という海の底に落ちていく
それでもいいの
独り泣く日々が訪れても
苦しい程の後悔を背負っても…
今この刻を
一分でも多く貴方と居られるのなら…
貴方を感じられるのなら…
一度きりの人生の中で
こんなにも誰かを愛せるなんて
幸せだと思うから
今日もまた
少しずつ…少しずつ…
海の底へと沈んでいく