詩人:甘味亭 真朱麻呂
人を思う正義感がお人好しというなら 正義感はなんのために存在するのか ただ自己満の為じゃなく 僕は君を心から本心として守りたいから守るだけなのに それでも 剣は振るわれ 盾をつんざき 戦いの日は止まない 正義を履き違えた 奴等の間違った正義感のせいで流した血は数知れない だからこそ 私は云う 正義とはいかなる時も 弱い者の為にあり 決して 強き者の為にあるのではないと 戦いと混沌の世界で私はそんなことを ひとり呟いた。