詩人:里雨夜
卒業式 謝恩会 飲み会
その時には沸いてこなかった実感が
暖かな昼下がりのアパートで青い青い空を見ているこんな時に
いつもと変わらない日常のようなこんな時に
胸を締め付けるなんて
およそ2週間後には新学期が始まる
大学は新入生を迎えて 僕は学年が1つ上がる
その事実が
胸をより一層締め付けるのだろう
満開の桜に 散りゆく花びらに
想いを馳せるのだろう
絶えず変化する日々に忙殺され
淋しさも和らいだころに
再会の杯をかかげよう
想い出と共に 確かに繋がっていた絆さえも褪せぬように
2013/03/17 (Sun)