詩人:高級スプーン似
親のセックスを目の当たりにするのはそれほど気持ちの悪いことなのかうまれたことを想起する便意を催すように書き散らかした感情の散財よりかはいいよキめられた直感で描いた個性は奇抜な季節の風物し極上の天才だ客観的に直視しなければ日陰でゆらめく炎は自然にだって吹き消されるそれだけの命だから計りに掛けても微動だにしない幾千分の数少ない知り合い度重なるわたし降り積もるぼく引っ張られる個たったひとつのすべてを閉じよう