詩人:キュウー
傘もささずに雨の中あなたの声を知ったすぐに惹かれては重なり合う魔法の言葉ガラスの向こう側ただ溶けてく音だけが響く季節を経て温もりは空に優しさは土に置き去りの気持ちはもう届かない遠く晴れた日はあなたは僕の腕の中そっと引き寄せて抱きしめる魔法の言葉心臓の鼓動はまだ止まずに僕に教える時間の中で悲しみは海に切なさは君に残された感情にはもう触れない何かを埋めるように穴を空ける何かを探すように暗闇を作る思いは消えてまた流れてく