詩人:雪 刀寿
歩く道が ぬかるみで、苦しい
痛い心 が、・・・重い
この 「苦しい」と言うこと、
「痛い」、と言うことが、分からなかった
なぜなら、悩んで 途方に暮れて、
暗い中 ゆえ、目は見えにくかった 耳も遠かった から
ヘビーに、つらくて、 どっぷり 落ち込んでた
気を吐く暇もなく、死んだように 眠るばかりで
ご飯が まずくないように、 あせをかき、疲れて、むさぼる
安らぎが、愛らしいように、 黒い闇を にらみつけて、寝床を飾る
軽い楽しみを 歌に託し、そよぐ光で 胸をあたためた
純粋で シャープな輝きが 出るといいな