山崎 登重雄 の部屋
〜 「深: ennui」への投 票 〜
- 山崎 登重雄 さんの「深: ennui」に投票します。
- 不正防止のため投票は「詩人の部屋」の登録者のみに制限させて頂いています。
- ユーザーIDとパスワードを入力して「投票する」をクリックしてください。
|
[154779] 深: ennui
詩人:山崎 登重雄
流れるまま
雨の雫
思い出を濡らして
カップの縁
あまく噛んで
ぼんやり眺めてる
視線の先
あなたが居る
かたちを覚えてる
振り向きたい
振り向かない
カップの花模様
一枚ずつ
うらなうの
ミルクで溶かして
決めたことよ
あれは幻
少しだけ笑う
カップの縁
噛んだままで
ぼんやり過ごしてる
2010/04/02 (Fri)
-
詩人の部屋 -