詩人:清彦
重たい身体に纏わりつく俺自身意味など必要無いのを知ってるくせに弱さなんかを盾にして姿が見えないのをいい事に全て解ってるように嘲笑うあんなに望んだ事を何故こんなにあっさり諦めてしまってるのか暗闇をあんなに怖がってたのに慣れちまったら今度は僅かな明かりさえ疎んじてしまうたった一度湿気った木の如くもう火が付く事は無いのか記憶の中で揺らいでるのはおぼろげなお前の影熱く遠く眩しく強く