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詩人:高級スプーン似
目の前で君が笑ってる
理由がわからない
君の後ろには道がある
地平線の向こう側
忘れてしまった事柄も
君の起こりまで続いてる
穏やかな曲
月の裏側から
手の届かない背中へ
後ろを見れば至る
いつかのスタートライン
目の前で君が泣いてる
理由がわかった気がした
君の後ろにある道を
踵を返して歩く君と
地平線の向こう側まで
手を繋いで歩く僕にも
わかった気がした
君の起こる原因に
関与していく僕の
後ろにある道から
ここまで辿ってきた歩み
これからへと続く未知に
二人で笑ってたいな