詩人:与末居
私の体は私だけのもの。そのはずだった。私はまだ死んではいない。頭は大丈夫。意識はある。心臓も、しっかり動いてるのは分かる。けれど、他のみんなが何を話し何を言っているのか、私には途切れ途切れにしか分からない。それだけではなく、私にはボンヤリとしか見えていない。どんな姿になっているのか、自分では確認が出来ないのだ。私は生きている。たぶんきっとおそらく。reiwa2019(大幅に遅刻)