甘味亭 真朱麻呂の部屋
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[94216] 消沈
詩人:甘味亭 真朱麻呂
誰もいない
駅の改札
意味もないのに
虚ろな瞳で眺める
白い息が切なくさせる
冬はもう終わり
これで終わり
やっと終わり
そう呟く
僕の瞳には
微塵の光もなくなっていた
あるのはただ、
虚ろに見つめる
記憶の中の思い出と
心に繋いだ
孤独な鎖
それだけ
ただそれだけ。
2007/01/20 (Sat)
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詩人の部屋 -