詩人:安曇
寝ながら貴方の手が私を探していました。そっと触れたらほてった手が冷たい私の手を撫でてくれました。少ししてそっと放したら貴方の手は動きませんでした。しあわせそうな貴方の寝顔を見れて嬉しい私の顔は誰も知りません。少しだけ、また私の手を探してくれないかなと、ほてった手をつついてみました。そんなことも、貴方は知りません。可愛い寝顔をみせるだけ。