詩人:松子
子どもの頃点を結んで絵を描いたように数字の順番どおり点を結べば理想の未来が描けるってそう信じてたのに僕に突きつけられた点はあまりにも多すぎてあまりにも少なすぎて数字をひとつとばしてみれば変わり者呼ばわりされ次の点を見つけられなければ邪魔者扱いされるそれでも僕が描いた未来はたとえそれが いびつでもたとえそれが ちっぽけでも誰にも描けない誰にも侵せない僕だけの未来だ