詩人:山鳩
たぶん君はここに来ないもう来ない風がやんでも風がシャツの袖口をすり抜けていっても想い出を秋の空にうかべながら流れる雲を見上げながらあの歌を口ずさむ「まるで 秋をむかえた少女のようにとおい空を見つめてるひとよ・・」季節はこんなに動いているのに閉ざされたメッセージはもう受け取ることはできない夏が過ぎて秋になったらこの街を後にして遠く旅立つそのほほえみや優しさを忘れるためにたぶん君はここに来ないもう来ない