詩人:亞利芻
月をみていたらおもうのですあそこまで跳んでいけたらな月をみていたらおもうのですあんなふうになれたらな高く跳ねた兎がひとり地球をみながらおもうのですどれだけ泣いてもあの星ほど青くはならないね今日もあのまんまるの中心で兎さんは泣くのです帰りたいよと泣くのです