詩人:さみだれ
あなたがいなくなり俺は慌てて探しに行った森の中の階段あなたは絵を描いていた見つかったことにほっとして絵を覗いてみると向い合わせの二人色を足していた恥ずかしそうに頬を染めながら微かな声で好き、と言うあなたが愛しかったこれも全部夜が生んだ幻手に触れることもできない暗闇のような恋二度と見ない夢