詩人:どるとる
揺られて 揺れて命は 何度でも同じ場所に咲くそして 僕らはまた ブランコに乗り時間という靴を飛ばす何ひとつ 無意味なものはないでもたまに意味のないような時間を生きてる 意味のない時間も必要なのさ入れすぎた空気を抜くように 食べ過ぎた腹を抱えるように僕にも休養が必要なのさ揺れて 揺られて街は何度でも命で満たされるブランコが揺れるように それはただいつものことのように始まり終わるさだめのように。