詩人:どるとる
人ごみの中に紛れて 僕は似たような顔の中 似たような声を発するああ今日も疲れたな慣用句があふれ出す夕暮れ街の明かりを いくつも通り過ぎればなんだか ため息が出てくるよああ涙がこぼれたら言葉は役に立たない慰めひとつで立ち直れるほど 簡単じゃないああ夢から覚めたら現実はあまりにも退屈だ どんなに素敵な人生も 夢にはかなわないだから涙がこぼれたら痛いくらい抱きしめて苦しいくらいキスをして現実は美しいと言い切って君の存在が光今日も僕を照らしてる。