詩人:鰐句 蘭丸
みてくれのわりにお人好し最先端 流行は似合わない生真面目だがおっちょこちょい挨拶は出来るがおしゃべりは苦手気まぐれに戯れると躓いては転び泣きっ面に蜂仕事に手は抜かないが墓穴を掘って 盗人に追い銭意地はあるが見栄は張れない友人 知人にはこの上なく優しく見返りは望まない懐かしの歌に涙しいつも笑ってる心の中の悩み事は人知れず飲み込んで耐えるいつまで経っても変われない変わることを知らない昭和人