詩人:どるとる
涙がほほに わけもなく 伝う時は
言葉はまるで役に立たない 慰めも雑音に聞こえてしまう
せっかくの君の優しさも ごめんね
投げたボールが地面に落下する 会話のキャッチボールがうまくいかない
好きだよとさえ言えないよ
はつこいの甘い夢に
身も心も滅ぼし
おぼれてる 愚かさ若さを 言い訳に 僕は君を傷つける
青春の風景
ほらね、舞うような風の中
約束したのに 果たされない未来
君はもうアルバムの中だけの人
幻のよに
はつこいのよに
見えない桜 散るよに。
2012/03/04 (Sun)