詩人:安曇
一人きりで泣いていた
小さい君が懐かしい、いつしか僕の前では泣かなくなっていたね。
言葉にしなければ伝わらない事があるのはわかっている
だけど、上手く声が出ない
喉の奥が熱い
今日から君は少しだけ、僕から離れてしまうね。
ありがとう、と涙ぐんだ
君がとても綺麗だった。
小さかったあの時の、君がいつのまにかこんなに
素敵な人になっていた
嬉しい事なのにね
今日は少しだけ、涙ぐんでもいいですか
嬉しいんだよ、嬉しいけど
寂しいんだよ、とても
君の笑顔がとてもとても美しいね
幸せを作るんだよ。
二人で作るんだよ。
久しぶりのお酒は、僕を涙もろくさせた
この涙はお酒のせいさ
心配しないでいいよ。