詩人:山羊
急ぎ足は憂鬱道行く人は仮面付けまた月が壊れた囁きあって隠れた窓際の置物焦燥感をかきたてるピアノはドとソ以外泣かない急ぎ足はまるで人生を見ている様だ今日も月が無い囁いた老猫傷だらけの曲に合わせて唄い人は歌う悲しみも喜びもいらない急ぎ足は憂鬱街角の噂話し気にしたウサギはいなくなった月が壊れた戸惑いなんていらないわかるのはこの馬鹿げた世界に取り残されたって事だけ