詩人:薔薇野原 雅
生まれ育った 愛しい街に別れを告げて他人(ひと)には見えない涙を流した愛する女性(ひと)も儚い夢もしばらくお別れ流れる景色を見れば見るほど轍は消える 街は遠ざかるああ 悲しみのTicket to ride 夢から覚めた何も見えない 夜中のroadside八月末の入道雲みたい 込み上げる悲しみは遠い夏の面影