詩人:高級スプーンあと何年
好きな人の好きなものが自分も好きである確率を求めて導き出す頃には別れを告げられて好きな人の好きな曲だけが変わらず部屋に流れている違うそうじゃないんだって雑感ひどく断定的なけれど限定しないパッケージングされた可愛さをおもいおもいに引き裂いて柘榴の断面みたいな集合体そこまで見えていなかった立体的に客観視せず正面だけを見てそれがあなただと判断してしまっていた見るからに甘そうだったから過ぎ去った今も苦い思い出だ