詩人:アイカ
醜く動く口先だけ上手く石膏固めたとて所詮、哀しい夢の続き。最後に私は死んで奴等は、さも面白そうに笑うのです。突然、美しい口笛で目が醒めたのです。ふと見回せば辺鄙なところへ来ていました。どうたどり着いたのかさえ記憶にございません。物語は終盤近く、今にも笑い声が聞こえ始めるのでしょう。所詮、悲しい夢の続き。体は赤い靴の踊り娘の如く。足焼き払うまで休む事はしない