詩人:しゅんすけ
普通の星なんか一つだってなかった
立ち止まっては涙をながし
笑い
驚いた
遠くに見える光は
きれいすぎて
僕を拒絶した街を
君と共に脱け出したときも
輝きは希望だと勘違いした
ほんとはそんなんじゃないのに
輝きを失ったわけじゃない
普通の星なんてやっぱり一つだってなかった
だけど僕達はここにいる
振り返ると
この街だって
ちゃんと輝いていたから
希望や夢
そんなもんつくればいい
僕達が欲しがったものなんて
結局どこにもなかったよ
だから
うん
もうどこにもいかない
2010/05/10 (Mon)