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詩人:morning star
じきに寒さも緩みいつものあたたかな春の萌しがおとずれ来るのでしょう
季節はこうして幾重にもめぐり
なにを想うのなにを遺すの
宿命の陰影(かげ)へ実相迄染められ
陽光のやわらかな記憶に涙しても、
そうして尽きるだけじゃせつないのならば、
ときを移行すの陰影は絶つの…
生誕まれながらの差異に歪(ひず)んだ笑顔引き摺るままなのならば・・
運命は転換(かわ)るの生命は帰還えるの
もう少ししたらば春の季節だよ
生命体(ぜんしん)へと漲りくる歓喜がまた私をあすへと向かわせて…