ホーム > 詩人の部屋 > 山崎 登重雄 の部屋 > 深:這うような日々に > 投票

山崎 登重雄 の部屋  〜 「深:這うような日々に」への投 票 〜


[155724] 深:這うような日々に

詩人:山崎 登重雄


好きじゃなきゃ
恋詩は書けないのさ

あんなに溢れた言葉が
何だか出が悪い

嫌いになったんじゃない
諦めることが

諦めなくちゃ それが
軌道に乗り始めた

好きだよ
でも それだけで

恋の詩が
愛し合う詩が

女ゆえの…
男ゆえの…

カタツムリのように
ヒトリで産んで来た

寂しいよ

もう 春だもの

髪を撫でて
キスしたい

君がいないなら
もう仕方がないことなんだ

2010/05/04 (Tue)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -