詩人:アルバトロス
春の風がこの街にたどり着いた日僕は君を見送ったそういう言い方をしてみると君が帰ってくる気がしてくるでもそれは嘘っぱちだ実際は君は去っていったのだから春の風がこの街にたどり着いた日僕は君に見惚れていたさよならと言って歩き出した君に僕はただただ見惚れていた最後に見た君は今までで一番美しかったまるで失恋と同時に初恋をしたようなそんな感覚で君を見ていた僕って変かな僕にとっての君はあの瞬間の君だけになろうとしている