詩人:アルバトロス
いつもの場所に会いに行くよ
その笑顔に会いに行くよ
眩しい昼間の光の残像が
絡みあいながら旅立つ頃に
いつもの場所で待っていてね
優しい笑顔で待っていてね
それだけで満足してしまう僕を
同じ顔した奴が蔑んでも
人が生きるということは
流れ流れてどこかに辿り着くということ
でもこのままで 僕はこのままで
想いに火をくべながら体育座りさ
いつでもどこでもは理想論さ
あのぼやけた視界のなかだって構わないさ
雨の滴が窓ガラスを伝い流れて
ひとつになるように寄り添いたい
君が好きだというそれだけでいい