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[55549] 父の祝福失恋。

詩人:まとりょ〜鹿

片手にすっぽり収まっていた、泣いてばかりの幼い君は

いつしか僕の腕をすり抜けて
どんどん大きくなって離れていったね。

たくさんの人たちに出会い
たくさんの事を与えてもらい
その中から特別な男の人を見つけたんだね。

君と出会って間もない時期は
そんな今日が来る事を考えたくもなかったのに

君ももう立派に大人。
君が選んだ人だから、僕は心から今日という日を祝福したい。


泣くのはダサいと思っていたけど

恋の終わりのように昔ばかりを振り返る、祝福の日の思い出涙。

2005/11/12 (Sat)
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