詩人:lua
僕は
君の変化に気付けなかった
君がどうして僕から離れたのか
僕にはまだ解らない
ある日突然
君が僕の目の前から
魔法のようにパッと消えてしまったね
何があったのか
僕が
何か言ったのか
何かしたのか
それさえも
解らないまま
幕を閉じて
幕を閉じて
幕を閉じて
僕は君が離れて行く姿さえ
見ることが出来なかった
君の変化に気付けなかった
僕を許して
幕を閉じて
幕を閉じて
幕を閉じて
君は僕から離れた
と言う事実
僕の小舟から
もぅ君の小舟は
見えない
幕を閉じて
幕を閉じて
幕を閉じて
航路の波も消えてしまい
今はただ一人
小舟から顔を出し
水面に映る僕の顔は
酷く歪んでいた
風もないのに
酷く水面が揺れ
僕は歪んでいた
ぁぁ…
この目から溢れる
水のせいだろうか
幕を閉じて
幕を閉じて
幕を閉じて
よければ誰か
君と僕とのストーリーの
幕を閉じては
くれませんか