詩人:シア
突然の雨で、髪の濡れた君が階段をかけ上ってきた。眼があった。ボクは固まった。ボクは慌てて眼をそらした。できるコトなら見つめ返したい。でも、汚いモノを大量に焼き付けたこの眼では君を見つめ返すコトなんてできなくて。そんな、綺麗な眼で、ボクを見ないで