詩人:とーれぱすて
理由もわからない空虚さをアルコールで埋める
ほどよく酔う
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心のない乾いた笑い声が
一人の部屋にこだまする
酔いが覚め始めると
また虚しくなる
理由はわからない
理由をこじつけ
プルタブに指をかける
明日へ向かう
確かな時の進みを見たくて
アナログ表示の腕時計を手に取る
スマホの23:59と、腕時計の23:59
長針が12を過ぎたのを見ながら考える
明日は、心いっぱい元気に過ごせるのだろうか。
なぜこうも、張り切って頑張って生きようとするのか
また、プルタブに指をかける